Dementia
認知症専門外来
当院認知症専門外来外来について
当院神経内科では、認知症の早期診断および専門的評価を目的とした「認知症専門外来」を2026年4月より開設いたしました。
近年、早期アルツハイマー型認知症に対する、レケンビ などの疾患修飾薬が臨床現場で使用可能となり、軽度認知障害(MCI)段階での正確な診断と疾患修飾薬の治療適応についての適切な評価が求められております。こうした流れを受け、当外来では、地域の先生方の診療を支援する目的で、特にアルツハイマー型認知症由来のMCIや、その他早期認知症患者を対象として、診断の確定、疾患修飾薬の適応の決定などといった専門的評価を行って参ります。
当外来で行う主な診療内容
- 詳しい病歴聴取と神経診察による認知症の鑑別
- treatable dementia(直せる認知症)の除外
- 認知機能の評価 (MMSE, CDRなど)
- 画像・バイオマーカーによるアルツハイマー病理の評価(頭部MRI, アミロイドPET*, 髄液Aβ検査など)* 大分先端画像センターでの施行です。
- アルツハイマー病疾患修飾薬レカネマブ(レケンビ®)治療適応の決定
- 治療導入から初期(6ヶ月まで)の安全管理(ARIAの臨床症状および画像評価)
レカネマブについては、治療適応が確認され、副作用や費用などの説明の上で本人家族が希望された場合に当科で治療導入を行い、ARIA等の安全確認の観点から、原則として導入後6ヶ月間は当院で治療を継続いたします。その後は、紹介元の先生あるいは継続投与施設へお戻しする形で連携を図らせて頂きます。
ご紹介方法
- 当外来は、大変勝手ながら完全予約制とさせていただいております。
- 大変恐縮ですが、診療情報提供書、レケンビ外来紹介用紙を用意していただき、当院地域医療連携室までご連絡をお願い申し上げます。(病院ホームページにも掲載しております)
- ご家族等の同席をお願いしております。
担当医師
- 神経内科部長
- 藪内 健一Yabuuchi Kenichi
- 卒業大学
- 大分大学医学部(平成19年卒)
- 取得専門医・認定資格 他
-
- 医学博士
- 日本神経学会 専門医・指導医
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本臨床神経生理学会 専門医
- 日本認知症学会 認知症専門医・指導医
ご紹介の目安について
以下の項目に複数当てはまる患者様がいらっしゃいましたら、何卒当外来に紹介いただければ幸いです。
□ 最近物忘れが目立つが、日常生活はほぼ自立している
□ 軽度認知障害(MCI)を疑っている
□ 家族から「同じことを何度も聞く」などの指摘がある
□ 運動症状がほとんどないか、軽微である
□ 疾患修飾薬(レケンビ )の適応の有無の評価を希望している
□ 認知症の確定診断が難しい
なお、以下のような患者様は、治療適応の観点から当外来の対象とならない可能性がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
- 中程度以上の認知症
- 日常生活に明らかな障害がある場合
- 重篤な全身疾患を合併する場合
最終的な判断は当外来にて行いますので、ご不明な場合でもお気軽にご相談ください。
連絡先
大分県厚生連鶴見病院
地域医療連携室
TEL:0977-23-7208 直通
対応可能時間:平日8:30~17:00
